二つの半屋外的空間をもつ「半ながや」
DATA
- 団地名
- 茶山台B団地
- 間取り
- その他
- 広さ
- 49.23㎡
- 完成年度
- 2022年度
CONCEPT
バルコニーに面してホームオフィスを設け、一年を通じて自然光や自然通風を取り入れた 快適な空間を実現しています。リビングは、ダイニング・キッチンと一体化したデザインとすることで、運動や DIY などの「じぶん時間」と食事をともにする「家族の団らん」の時間とを共有できる空間となっています。
ホームオフィスからサンルームを見ると、その向こうには緑あふれる団地の風景が。
在宅での仕事もリラックスして望めます。
部屋を縦断する大きな棚。
テレビ台や、インテリア小物などのディスプレイ場所として、
また、キッチンとの程よい距離感をつくり出す間仕切りとして、、
オープンなところもあれば、洋服をかけられるクローゼットがあったり、
部屋の用途や使い手によって、いくつもの役割を担います。
サンルームは一段下がっています。
ちょっとした段差ですが、木目の框も素敵なアクセントとなり、落ち着きを感じられます。
キッチンとサンルームをつなぐテーブルには、
照明が取り付けられており、温かく食卓を彩ります。
使い勝手のよい、3口コンロのシステムキッチン。
シンプルで洗練された部屋のイメージとマッチしています◎
ホームオフィス裏の寝室は、建具の開閉によって、
プライベートな空間にも、隣の部屋と一体的にも使えます。
シンプルな水回りは、少し見えるベージュの建具枠や、
ほんのり色味のある床の仕上げで温かさを感じられます。
トイレは温水洗浄便座付きです◎
浴室はユニットバスにしました。
もともと団地であったのを忘れてしまうほど設備は一新されています。
クリエイターの声
団地の“新しい価値”の創造と“新しい住まい方”は、これからの時代を先導する基本モデル!
インタビュー
株式会社Yamamura SanzLavina Architecs(山村 健 氏、サンツ・ラヴィーニャ・ナタリア 氏)