インタビュー
【リノベ45・55】限られたスペースでも快適に暮らせるようにリノベーション > インタビュー

公社では平成27年度より、団地の課題解決のためや、子育て世帯や若年夫婦などの若年層に向けて、多様でデザイン性の高いリノベーション住戸を民間事業者のノウハウを取り入れて実施しています。

平成30年5月から6月にかけて、「平成30年度公社茶山台団地住戸改善事業 事業提案競技」、「平成30年度千里山田西団地住戸改善事業 事業提案競技」のコンペが行われ、同年7月に最優秀作品が選定されました。

今回提案された90㎡リノベーション「ニコイチ」と45㎡・55㎡リノベーション「リノベ45・55」のプランは共通したコンセプトで設計されており、このインタビュー記事は、「ニコイチ」と「リノベ45・55」の共通した内容となっています。
※間取り図は異なります

今回は、「ニコイチプラン1」「リノベ45プラン1」のデザインを担当された「akka一級建築士事務所」の建築士の方に、プランのこだわりなどについてお話を伺いました。

ニコイチ「プラン1」・リノベ45「プラン1」 設計者インタビュー

akka一級建築士事務所

住まい手が使い方を見つけアレンジできる自由な住まいがテーマ

事業提案競技に応募されたきっかけは何でしょうか。

規模が身近で、屋外を通じて2つの住戸を繋いで1つの住戸として使うプログラムに興味を持ちました。隣接する住戸の壁を取り払って、1つの住戸にするパターンもあるのですが今回の場合、建物の構造上それができないので、2つの住戸をどうプランニングするか、ここに住んだらどんな風に暮らすだろうかとイメージしながら設計しました。

団地に対してどのようなイメージを持っていましたか。

・子どもの頃の思い出
子どもの頃、友達が住む団地でよく遊びました。当時を思い返すと、道路が遊び場になるような今よりも公私の境がゆるかったなと感じます。団地の敷地内には道路や歩道・塀、家の間に階段があって、階段の上まで上がって紙飛行機を飛ばして地面からの高さを感じたり、1階のバルコニーと地面の間に入り込んで小さな隠れ家を作ったりして遊んでいました。そこに行けば友達に会えたり遊べる場所で、当時の私にとっては家にない様々な体験ができる自由な場所だったと思います。

・泉北ニュータウン、茶山台団地内を歩いてみて
街については、緑が多く公園もあって子育てがしやすそうだなという印象でした。仕事で近くの地域の団地やニュータウンを見に行くことがあるのですが、新しい住宅街と違って落ち着きと穏やかさを感じます。また、建物の隣棟間隔がゆったりしていることや敷地内に起伏があることがとても印象的でした。最近の新しい建物は、こんなにゆったりとは建てませんから40~50年前に建てた恩恵がこんな形で享受できるのは、とても贅沢な環境だと思います。

住まい方のイメージ、設計段階で気をつけたポイントなど、設計のコンセプトを教えてください。

今回の茶山台団地のプランは、階段室型で動線が集約されており南北に窓があるのが良いなと感じました。窓からの採光・風通し・風景がどれだけ感じ取れるか、90㎡という広がりを感じられるかがポイントだと考えました。また、壁式構造のため梁型がなくシンプルな躯体でできているのも魅力だと思いました。昨今の集合住宅にはない空間としての良さを感じたので、それらをそのまま利用できれば住まいとして十分に魅了的になると考えました。大きく手を加えるよりは、現代的な使い方に合うように生活の場を整えるようにプランニングしました。住戸内の断熱や設備、仕上げ材など住宅の基本性能の向上にも配慮しています。団地で発見的に遊んだように、住み手が自分のライフスタイルに合わせてアレンジできる自由さを残しているところもポイントの一つです。

公社のリノベーションの可能性についてどう思われますか。

少子化や地域のコミュニティが希薄になる中、建て替えではなく少しずつリノベーションに取り組んでいるので、すぐには結果は出ないかもしれませんが、これからどう進めていくか、どう工夫するか、継続して続けていくことで大きく変わってくると思います。今回のコンペのように新しい可能性に向けたチャレンジを重ねていくことも大切だと考えます。

設計の狙いなどその他、こだわったことはありますか。

2つの住戸のうち、一方に家族の共用スペースとなるLDKを設け、もう一方にはプライベートスペースとなる個室をプランニングしました。使い勝手を考えて、収納スペースや可動式の棚、DIY用の壁などを各所に設けています。DIYについては大阪府住宅供給公社様で、「団地カスタマイズ(※1)」という取り組みを行っていることもあり採用しました。他にもユーティリティスペースの洋服掛けは、各部屋側からも使える両面仕様にし、天候などに左右されずに洗濯物が室内でも干せるように配慮。キッチンでは食器棚の置く場所や玄関、パントリーの棚をアレンジすれば飾れるキッチンにすることもできます。また、パントリーに机をおいて書斎がわりにすることも可能です。部屋の仕切りにとらわれず、暮らしながら発見や工夫をしたり、そのスペースを家族みんなでシェアすることで楽しい暮らしになると思います。

ニコイチプラン1間取り図
ニコイチプラン1イメージパース

ニコイチ「プラン1」間取り、イメージパース

リノベ45「プラン1」間取り
リノベ45「プラン1」イメージパース

リノベ45「プラン1」間取り、イメージパース

※1.「団地カスタマイズ」について
https://www.osaka-kousha.or.jp/oph-search/topics/Danchi_Customize/index.html

プロフィール

akka一級建築士事務所

akka一級建築士事務所

永井 智樹(一級建築士)
2001年 福山大学工学部建築学科卒業
2001年 松本明建築研究所勤務
2007年~ akka一級建築士事務所共同開設
2018年 大阪工業技術専門学校 非常勤講師


小山 明子(一級建築士)
2002年 神戸芸術工科大学卒業
2002年 木村博昭/Ks Aarchitects勤務
2007年~ akka一級建築士事務所共同開設
神戸松蔭女子学院大学非常勤講師
住空間収納プランナー

受賞歴
キッチン空間アイデアコンテスト 2015  最優秀賞
サンワカンパニーデザインコンペ 2015  最優秀賞 他

続いては、ニコイチ「プラン2」「プラン3」リノベ45「プラン2」のデザインを担当されたボンドアーキテクツの建築士の方々に、プランのこだわりなどについてお話を伺いました。

ニコイチ「プラン2〜3」・リノベ45「プラン2」 設計者インタビュー

ボンドアーキテクツ

暮らしの豊かさをワンランクアップさせる住環境を活かした可変性のあるプランに

事業提案競技に応募されたきっかけは何でしょうか。

「ニコイチ」という2つの住戸を1つにするという取り組みに面白いなと感じました。団地というと入居率が低いイメージもありましたが、コンペの募集概要や現地を見ると敷地内や周辺地域には緑も豊かで、入居者も900戸のうち8~9割は入居されていると聞いて、住みやすい環境なんだと瞬時に思いました。現地を見てただ単にリノベーションを手がけるだけのプロジェクトではないのだと悟りました。90㎡の住戸というのは広いし、新しい試みができる。バルコニーを介するという独特な計画が設計の介入によって無理なく実現でき、魅力的な住まい方が提案できる物件だと思いました。

名古屋を拠点に活動されていますが、大阪や関西で団地に対する違いはありますか。

今回、ボンドアーキテクツという3人での設計組織でそのうちの一人となる宮本が以前、名古屋のDIY、OKという条件の団地に改装して住んでいました。建築の専門誌を見ていても東京と関西では、関西の方が事例も多くてリノベーションに対する熱量が高いように感じます。業界の中でも早い段階で、古いものをリノベーションする取り組みを行っているので地域柄から来ているような気がします。私たちも、団地のリノベーションはやってみたいと考えていたので携わることができて嬉しく思います。

住まい方のイメージ、設計段階で気をつけたポイントなど、設計のコンセプトを教えてください。

現地を見て敷地内の起伏が最大の特徴だと思いました。平坦な敷地ではなく起伏があることで眺望が良くなますし、隣棟間隔も広いので開放感もあります。高さの変化があることで生活にも変化が生まれるので、住むにはとても環境の良い場所だと感じました。そのロケーションを活かして、南側と北側の窓から見えるグリーンや日当たり、風通し、住む人の動線などの流れを住戸内の間取りに取り込もうと考えました。「ニコイチ」のプランでは、田の字プランとジグザクプランの2プラン、「1住戸リノベーション」ではそのままでも使えるし、ゆくゆく隣の住戸が空いてニコイチにして良いように流動性を持たせたプランにしました。ニコイチでは、東側の住戸を家族がメインで暮らすスペースとして、西側の住戸は来客などをもてなすサロンのようなパブリックスペースとして使えるようにしましたが、寝室・子供部屋といった各居室にあえて名前を付けず、「ルーム」・「ガーデン」としたのも住まい手が自分の好みに合わせてお部屋が使えるように、名称や使用用途を決めない・固定しないことを意図しています。ルームとガーデンが横並びなのも住まい手の、コレクションや趣味などのこだわりの持ち物があふれる「ガーデン」とよりプライベートな空間である「ルーム」が隣りあうことで空間と生活にグラデーションが生まれるのではないかと考えています。

ニコイチ「プラン2」間取り
ニコイチ「プラン2」間取り、イメージパース

ニコイチ「プラン2」間取り、イメージパース

ニコイチ「プラン3」間取り
ニコイチ「プラン3」イメージパース

ニコイチ「プラン3」間取り、イメージパース

公社のリノベーションの可能性についてどう思われますか。

少子化などで住宅が余って行く時代なので、こういったリノベーション事業は増えていくと考えています。これから数年のうちには本格化すのではないでしょうか。そんな中この事業をずっと継続することで、数年分の事例がストックされることになるので、関西に留まらず日本全体的に影響を与えるような良い事例になると感じます。とても興味深いプロジェクトです。

設計の狙いなどその他、こだわったことはありますか。

家族構成が変化しても、長く住んでもらえる基盤が作れるように可変性のある間取りにしています。部屋を仕切る障子は取り外しができるので、広く使うこともできますしDIYで自分好みの家具を作って配置することもできます。自分たちの生活を自分たちでクリエイティブしていけるプランになっています。

リノベ45「プラン2」間取り
リノベ45「プラン2」イメージパース

リノベ45「プラン2」間取り、イメージパース

プロフィール

「ボンドアーキテクツ +C ・E・Management」共同企業体

ボンドアーキテクツ

植村康平(うえむら こうへい)
1985年 愛知県豊橋市生まれ
2008年 愛知淑徳大学現代社会学部現代社会学科都市環境デザインコース 卒業
2013年 D.I.G Architects勤務
2015年 植村康平建築設計事務所 設立
2018年 ボンドアーキテクツとして活動

受賞歴
せんだいデザインリーグ2008卒業設計日本一決定戦 特別賞
第5回東海地区卒業設計合同展 dipcolle 金賞
四国化成2016空間デザインコンテスト ゴールド賞


宮本 久美子(みやもと くみこ)
1983年 愛知県名古屋市生まれ
2006年 愛知淑徳大学現代社会学部現代社会学科都市環境デザインコース卒業
2008年 愛知淑徳大学大学院現代社会学研究科博士前期課程修了
2008年 D.I.G Architects勤務
2014年 302アーキ設立
2018年 ボンドアーキテクツとして活動

受賞歴
2014年 わが家のリフォームコンクール 特別賞
2018年 愛知建築士会名古屋北支部第9回建築コンクール「つくろう建築」古谷賞
2018年 わが家のリフォームコンクール すまいる愛知賞 UR都市機構中部支社長賞


寺嶋利治(てらしま としはる)
1987年 愛知県大府市生まれ
2009年 名古屋市立大学芸術工学部都市環境デザイン学科(久野紀光研究室) 卒業
2011年 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科(久野紀光研究室) 修了
2011年 アトリエ・天工人
2016年 名古屋位市立大学大学院芸術工学研究科 助教
2018年 ボンドアーキテクツとして活動

作品
亀崎3軒長屋 レトロフィット&コンバージョン(日本建築学会作品選集)
hair garden re pure

最後に千里山田西団地においてリノベ55「プラン1」~「プラン4」のデザインを担当された野副晋平建築計画事務所、nmstudioの方々に、プランのこだわりなどについてお話を伺いました。
大阪府住宅供給公社は団地再生の一環として、平成24年度より吹田市に位置する千里山田西団地においても住戸リノベーション事業など、団地暮らしの魅力アップを目指した事業を展開しています。

リノベ55「プラン1~4」 設計者インタビュー

野副晋平建築計画事務所
nmstudio

団地の可能性を感じるリノベーション事業だと感じました

事業提案競技に応募されたきっかけは何でしょうか。

野副晋平建築計画事務所
この「平成30年度公社千里山田西住戸改善事業」のコンペは、建築系の情報発信サイトで知りました。私は独立したばかりで、nmstudioの二人もドイツから日本に帰ってきて事務所を開くことが決まっていて、コンペに応募できる条件をクリアしていたのでチャレンジしました。日本とドイツなので時差をみながらSkypeで打ち合わせを重ねました。

nmstudio
学生時代に研究室で建築物のストック活用の事例研究に携わっていたこともあり、もともとリノベーションには興味を持っていました。
私たち2人はドイツ・ベルリンの設計事務所に勤めていたのですが、幸運にも現地のリノベーション、コンバージョン(建築の用途転用)の案件に携わることができました。今回、帰国にあたりその経験を活かせないかと思ったのがきっかけです。

団地に対してどのようなイメージを持っていましたか。

野副晋平建築計画事務所
私は大学時代にベトナムのハノイで1970年代に建てられた公営の団地の調査や研究をしていました。そこで見た住まい手の人達の自由な生活スタイルが生み出す活気を見ておもしろいと思っていました。
また私とnmstudioの森は、多摩ニュータウンの近くにある大学、大学院に通っていたため、団地には日常的で身近なイメージがあります。

nmstudio
日本の団地は、戦後の住宅不足を解消するために、いかにして効率的かつ機能的に住宅を提供するか非常に考えられています。中高層化することで建築面積を減らし、緑地など広いフリースペースを確保できている点も素晴らしいと思います。住処を出てすぐに緑が広がるというのは都市部では貴重ではないでしょうか。その反面、同じ住戸が大規模に並ぶことでできる「均質性」は、現代に要求される「多様性」との摩擦を生んでいます。そのことが、団地に対するネガティブなイメージの原因の一つなのではないでしょうか。
私たちの住んでいたベルリンでは、東ドイツ時代にプラッテンバウという集合住宅が大量に供給されました。日本の団地にとても近い印象で、建設当時は近代的なものとして憧れの対象であったという点もよく似ています。しかし、誰もが同じように暮らすことを目指した建築ですので、外から見ていると窮屈な感じがあり、ドイツ統一後は、東ドイツ時代を思わせるからか市民の人からの評判もあまり良くはなかったと聞いています。
それにも関わらず今は空き部屋がほとんどないのです。もともと機能的に計画されているので、DIYやリノベーションをしやすく、住まい手が自分の好みに合わせて住んでいます。なので、一見同じように見えて中身には多様性がある。その様子がとても面白いと思っていました。
日本の団地も、同じように大きな可能性を秘めていると感じています。

住まい方のイメージ、設計段階で気をつけたポイントなど、設計のコンセプトを教えてください。

過去に行われた一連の団地リノベーション事業は、様々なプランを用意することで多くの選択肢を提供し、住まい手の多様性を受け止めていると感じました。そこで私たちはもう一歩踏み込んで、住んでからも住まい手自身の個性が出やすい住戸にしたいと考えました。
具体的には、大きなワンルーム空間の中に「シマ」と呼ばれる小上りと、「モノカベ」と呼ばれる収納壁を配置しました。ワンルームのおおらかな空間は家族構成や、住まい手の趣味、季節などに応じて自由にカスタマイズすることができる空間です。
有孔ボードで構成された、「モノカベ」には住まい手が好きなように服や小物、棚などを配置することができます。更に、シマとモノカベを基準としてカーテンレールやライティングレールを設置し、好きなカーテンや照明を取り付け、間取りも自由に変えられるようにしています。こうすることで、自ずと住まい手の好みが空間に反映されていき、ここにしかない住戸ができるようになると考えました。

リノベ55「プラン1」間取り
リノベ55「プラン1」イメージパース

リノベ55「プラン1」間取り、イメージパース

リノベ55「プラン2」間取り
リノベ55「プラン2」イメージパース

リノベ55「プラン2」間取り、イメージパース

リノベ55「プラン3」間取り
リノベ55「プラン3」イメージパース

リノベ55「プラン3」間取り、イメージパース

リノベ55「プラン4」間取り
リノベ55「プラン4」イメージパース

リノベ55「プラン4」間取り、イメージパース

公社のリノベーションの可能性についてどう思われますか。

野副晋平建築計画事務所
団地の住戸内外に様々な可能性があると思っています。住戸の内部では複数住戸を使うものは可能性を感じています。家族のカタチや住まい方が多様化しているこれからの社会では複数の住戸を使ったりしながら、フレキシブルに対応できるのではないかと思います。また、駐車場や道や公園などの広々とした外部空間にも可能性があると思っています。
多くの人が集まって住むということはそれだけでも大きな可能性を感じます。

nmstudio
隣棟間隔が離れていて、十分な採光が確保でき、外の風景や緑が楽しめるのは団地ならではの特徴です。プランがシンプルで機能的なのも魅力的です。団地はリノベーションによって最高の環境になり得ます。だからこそ、公社の行っている実験的なリノベーションへの取り組みは、大阪だけではなく日本全体の団地にとって、大きな可能性を示しているのではと思います。特に様々な建築家と組むことで、住まい手に多くの選択肢を与えていくことは、これからの時代にとって重要なことだと感じています。
また、今回は住戸内のリノベーションでしたが、団地全体のリノベーションも面白いのではと考えています。団地内の共有スペースを増やし、大きな意味でのシェアハウジングにしても面白いかもしれません。

設計の狙いなどその他、こだわったことはありますか。

野副晋平建築計画事務所
引っ越しを考えるときに、現在持っている家具などが配置できなかったりすることが多く、もっとプレーンな間取りがあればいいのにと感じていたこともあり、持っている家具が自由にレイアウトできて、自分たちでカスタマイズもできるプランがいいなと思いました。
また、元の空間を最大限に活かしたいと考えていました。住戸は隣棟間隔が離れていることと、南北に開口部があることが特徴で、どこにいても外部環境を感じられる明るい住戸になると良いのではないかということをコンペの初期段階から考えていました。

nmstudio
コンセプトでも話しましたが、どのように多様性に対応するべきかはやはりこだわりました。
通常の賃貸住宅では住まい手がDIYをしたくても、制限が多い上に退去するときには原状回復をする必要があります。せっかく頑張っても最終的には何も残らないから、多少の不満はあってもそのまま住むという人が多いのではないでしょうか。
この提案では様々な工夫によって、賃貸でも気軽に部屋をカスタマイズできるように設計してあります。住まい手の方には、僕らの想像していないような使い方を発見していただけるかもしれません。どのように住んでいただけるのか、とても楽しみです。

プロフィール

野副晋平建築計画事務所・nmstudio

野副晋平建築計画事務所

野副晋平(一級建築士)
1981年 東京都出身
2009年 首都大学東京都市環境科学研究科建築学専攻修了
2010-17 年 千葉学建築計画事務所勤務
2018年 野副晋平建築計画事務所設立

受賞歴
2018年 大井町駅前パブリックスペース設計コンペティション 入選(nmstudio、讃岐亮と協働)


nmstudio

蜷川結(一級建築士)
1985年 京都府京都市出身
2009年 京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科卒業
2010-18 年 KUEHN MALVEZZI, Berlin勤務
2018年~ 日本に拠点を移し、nmstudioを本格始動

森創太(一級建築士)
1984年 埼玉県川越市出身
2009年 首都大学東京都市環境科学研究科建築学専攻修了
2010-18 huber staudt architekten, Berlin勤務
2018年~ 日本に拠点を移し、nmstudioを本格始動

受賞歴
2011年 第2回ROOMS空間デザインプレミオ 最優秀賞
2014年 第1回サンワカンパニーデザインコンペ 最優秀賞
2014年 札幌市資料館リノベーションアイディアコンペ 最優秀賞
2015年 富士吉田地域デザインコンペティション 優秀賞
2015年 南三陸町 復興の橋デザインコンペ 優秀賞(同率一位)
2018年 ウッドフレンズ 第3回住宅設計アイデアコンペ 最優秀賞
2018年 タイニーハウス小菅デザインコンテスト 優秀賞
2018年 大井町駅前パブリックスペース設計コンペ 入選(野副晋平、讃岐亮と協働)

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